FXで誰もが迷う通貨選び|世界情勢とスワップポイントで見極めましょう。

通貨毎の特徴と戦略

FXは通貨を選択することができ、円建てで「米ドル」、「ユーロ」、「ポンド」、「豪ドル」、「NZランドドル」、「南アフリカランド」の人気が高いです。

 

FXで人気の通貨毎の特徴と動向、戦略をまとめました。

 

米ドル

米ドル札

発行国:アメリカ
スプレッド:0.3銭前後
値幅:少ないが大きく動くことがある
特徴:世界でもっとも流通量の多い通貨、スプレッドが狭いので初心者におすすめ

 

直近の動向

2019年は米中貿易摩擦の影響で大きく円高に振れ、その後は10年ぶりの利下げでアメリカの債券への投資資金が世界の株式に流入して株高・円安になりました。

 

米ドルはもっとも世界経済のリスクオン・リスクオフの影響を受けやすいため、値動きをした理由を分析するのが比較的容易です。

 

戦略

日米の主要株価指数は歴史的な高値水準ですが、日米の金利差縮小によって円安への動きが限定されています。

 

大きなニュースがなければ、上下に大きく突き抜ける可能性は低いので想定レンジを踏まえて売りと買いの双方でエントリーポイントを探すと良いでしょう。

 

 

 

ユーロ

発行国:欧州連合(ユーロ)
スプレッド:0.4~0.6銭
値幅:スプレッドが狭い割に値動きが大きい
特徴:米ドルレートの影響を受けやすく、基本的に世界の経済情勢が反映される

 

直近の動向

米中貿易摩擦の影響を受けた値動きをしていますが、変動幅で見ればここ最近は狭いレンジで動いています。

 

テクニカル的には2019年の高値(127円)をターゲットに、円安に上昇する可能性があります。

 

戦略

大きなニュースがなくても1円前後動くことがよくあるので、損切りラインはゆとりを持っておくとよいでしょう。

 

2020年1月現在はイギリスのEU離脱ニュースの影響が大きくなっています。

 

ファンダメンタルとしてイギリスの動向を注視しながらテクニカル分析もしっかり行いましょう

 

 

 

ポンド

イギリスのランドマーク
発行国:イギリス
スプレッド:1銭前後
値幅:動き時は数円単位で一気に動く
特徴:EU離脱動向などで米ドルやユーロとは連動せずに独立した動きをしやすい

 

直近の動向

2019年はEU離脱問題などの影響で20円ほどの値動きがありました。

 

遅かれ早かれイギリスはEUを離脱、その内容によって上下に大きく突き抜ける可能性があります。

 

戦略

荒い値動きをするので、難易度の高い通貨です。

 

中上級者の短期から中期がおすすめの通貨で、長期運用するのであれば勝率が低くなることを覚悟してロスカットラインは手前に設定しておくとよいでしょう。

 

 

 

豪ドル

発行国:オーストラリア
スプレッド:0.5~0.8銭
値幅:70円台で推移することが多く、金額の割には動くパーセンテージが大きい
特徴:利下げの影響など米ドルやユーロとは連動しない独立した動きをしやすい

 

直近の動向

2019年は利下げの影響で歴史的な円高豪ドル安になりましたが、2020年は安定した水準で推移しています。

 

戦略

スワップポイントが少なくなりましたが、将来的な利上げや円安の可能性があるので、長い時間軸で豪ドル買いのポジションを握りしめるとよいでしょう。

 

大きなニュースがないとボラが狭いので、短期投資にはあまり向いていません

 

 

 

NZランドドル

オセアニア州のイメージ発行国:ニュージーランド
スプレッド:1.2~2.0銭
値幅:直近1年で10円ほどの値幅がある
特徴:値動きが荒い、スワップポイント減少

 

直近の動向

2019年に過去最低の1.0%まで利下げを行い、スワップポイント狙いの投資要素が少なくなりました。

 

60~70円台で推移している中で、年間10円ほどの動きがあるなど、値動きが荒いことで有名な通貨です。

 

戦略

以前は低レバレッジで長期保有を確保しながら保有し、含み益ができたタイミングで売るのが定番の手法でした。

 

値動きが荒いので、中上級者は短期で触る方も多いですが、初心者は円高のタイミングで中長期を視野に入れた買いがおすすめです。

 

 

 

南アフリカランド

発行国:南アフリカランド
スプレッド:1銭前後
値幅:年間20~30%ほど動くことがあります。
特徴:スワップポイントの高さは業界屈指

 

直近の動向

利下げの影響で円高に振れましたが下値は限られています。

 

世界的な金融緩和の影響でスワップポイントの大きい南アフリカランドの取扱を始めるFX会社が増えています

 

戦略

スプレッドは1銭前後ですが、1ランドあたり10円未満の金額なのでスプレッドの負担が大きいです。

 

スワップポイントが大きいので円高のタイミングで買って数年は寝かせるくらいの気持ちで保有するとよいでしょう。

 

含み益が出た際は利確を検討することをおすすめします。

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